こんにちは、5人の子どもを育てているぬいcocoです。
今回は、2歳と1歳の下の子たちに「絵本の読み聞かせ」を毎日続けてみたら、どんな変化があったのかをまとめてみました。
実は、上の子たち(特に長男・次男)には、忙しさを理由にあまり絵本を読んであげてこなかった私。
今になって「もっと本に触れる時間を作ってあげればよかったな…」と感じることもあります。
そんな思いから、「今からでも遅くない」と心を決めて、下の子たちとの読み聞かせをスタート。
最初はあまり反応のなかった子どもたちですが、2週間毎日続けるうちに、少しずつ目に見える変化があらわれてきました。
- 「読み聞かせって本当に効果あるの?」と半信半疑なママ
- YouTubeやテレビに頼りがちで、少しでも親子の時間を持ちたい方
- まずは短期間、手軽に絵本を始めてみたいと思っている方
- 絵本を自分で持ってくるようになった
- 言葉がはっきりしてきた
- 絵本のフレーズを真似するようになった
- 寝る前のルーティンが整った
- ママの気持ちが穏やかになった
たった2週間でも、絵本の力ってすごい!と実感しています。
この記事が、これから読み聞かせを始めたいと思っている方の背中をそっと押せたら嬉しいです。
読み聞かせのスタイル紹介|我が家はこんな感じで読んでます

我が家の読み聞かせタイムは、主に夜寝る前。
保育園から帰って、お風呂に入り、ごはんを食べたあとに、1〜3冊の絵本を読むのをルーティンにしています。
絵本は久しぶりに図書館に行って借りました。
本当はAIのおすすめなどを参考に選ぼうと思っていたのですが、三男が元気いっぱいに走り回るのでそれどころではなく(笑)、ノンタンやこぐまちゃんシリーズをパパッと選びました。
まずは、一冊5分もかからないような短くてわかりやすい絵本からスタート。
読み聞かせの時間は5〜10分程度ですが、慌ただしい一日の終わりに、親子でゆったり過ごす大切な時間になりつつあります。
我が家はYouTube頼りでした|だからこそ感じた絵本の力
正直なところ、我が家はYouTubeに頼りっぱなしの家庭です。
家事をしたいとき、他のきょうだいの対応をしているとき、ちょっとひと息つきたいとき…
「とりあえずこれ見ててね」と動画を見せるのが、いつもの流れでした。
でも、心のどこかで「このままでいいのかな…」というモヤモヤも抱えていました。
絵本の読み聞かせを始めたのは、そんなモヤモヤを少しでも変えたいと思ったからかもしれません。
最初の頃は、絵本を読んでも見向きもしなかったり、すぐにページをめくりたがったり…。
「やっぱり動画のほうが楽しいのかな」と、少し諦めかけた日もありました。
でも、それでも毎晩少しずつでも続けてみたら、変化が現れ始めたんです。
ページをじっと見つめるようになったり、言葉に反応して声を出したり、
今では自分から「読んで〜」と絵本を持ってくるように。
少しずつ絵本の世界に夢中になってくれるようになりました。
「続けることって大切なんだな」って、心から感じています。YouTubeやテレビの時間をゼロにはできないけれど、
親子で過ごす“静かな時間”が日常にあるだけで、なんだか気持ちが穏やかになりました。
2週間の読み聞かせで感じた、わが子の5つの変化
① 絵本を自分から持ってくるようになった
最初の数日は、「読んであげるよ〜」とこちらから声をかけて読んでいたのですが、
1週間もすると、次男や次女の方から絵本を持ってきて「よんで〜!」とリクエストするようになりました。
自分で絵本を選び、ページを開いて待っている姿に成長を感じて、毎回うれしくなります。
② 言葉が少しはっきりしてきた
2歳の三男は、これまで言葉がつながっていたり、滑舌があいまいだったりすることが多く、
本当に何を行っているかわからなくて心配することもありました。
でも、絵本の読み聞かせを通じて言葉が少しずつ明瞭に。言葉数も増えたように思います。
「だるまさんが…どてっ!」のようなリズムのある言葉をマネして声に出す場面も増えてきました。
③ 絵本の言葉を覚えて一緒に言うように
毎日読む中で、子どもたちもお気に入りのページやフレーズを自然と覚えていくようになりました。
1歳の次女も、「ばあ!」や「目」といった言葉を笑いながらマネするように。
自分の目を抑えたりと体のパーツを覚えたりして
「一緒に読んでる感」が強まって、絵本が親子のやりとりの時間になっています。
④ 寝る前の流れがスムーズになった
それまで寝る前にグズグズしていた次女も、絵本を読むと気持ちが落ち着くようで、
読む→電気を消す→おやすみ、の流れが自然と習慣化してきました。
今では「絵本よんだらねんねだよ〜」と声をかけると、素直に布団に行ってくれることも。
絵本が一日の終わりの合図になり、親子にとっても気持ちよく一日を終えられる時間になりました。
⑤ ママの気持ちが穏やかになった
これは私自身の変化なのですが、
毎日ほんの数分でも、テレビやスマホをオフにして子どもとゆっくり向き合う時間があると、
自分の心にも余裕が生まれることに気づきました。「今日は忙しくて何もしてあげられなかったな…」と落ち込む日も、
絵本の時間があるだけで「ちゃんと向き合えた」と思えるように。
子どもと一緒に絵本の世界に浸るこの時間は、私にとっても癒しの時間になっています。
✨小さくても確かな変化があった2週間

こうして振り返ってみると、たった2週間でも、子どもたちにも私自身にもいろんな変化があったなと実感しています。
読み聞かせって、すぐに結果が出るものではないかもしれないけれど、
「続けること」こそが一番の力なんだと、今は胸を張って言えます。
まとめ|毎日の絵本タイムが親子の大切な習慣に
絵本の読み聞かせを2週間続けてみて、たったそれだけでも、子どもたちの様子や親子の関係にたくさんの変化がありました。
毎日完璧にはできなくても、「1冊だけでも読む」とルーティにしていくその中で、無理なく続けていくことが何よりも大切なんだと実感しています。
忙しい育児の中で、YouTubeやテレビに頼る時間があってもいい。
でも、その中にほんの数分でも絵本の時間があるだけで、子どもも大人も心がふっと落ち着く瞬間があるのだと、今回改めて気づかされました。
これからも、子どもたちと一緒に絵本を楽しむ時間を家族の習慣として続けていきたいと思います。
「読み聞かせって効果あるのかな?」と悩んでいる方の、ちょっとしたきっかけになればうれしいです